ナディアオフィスのお知らせブログより


「左」と「右」の重要性

うっわ!でございます。見事に、、左顏(さがん)を見せていますよ、はい。 たまたま、アメブロなるものに興味を持ち、開いてみた結果、、 先日は人相学で、左顏と右顔(うがん)をご教授いただき。 タロットでも配置、置き方、ホロスコープでも左右のバランスなど、絵柄や図像に置いて左右の概念はかかせませんね。 手相においても、女性と男性でまずどちらの手を、左手か右手かどちらを主体として読んでいくかが分かれるという流派は存在していますね。 それはなぜなのか、その内容とは? さてどういう風に編集してお伝えするかとも考えたのですが、、 それはやはり、日本易道学校の人相学、手相学講座でぜひ、学ばれてみていただきたいところなのです。 やはりですね、けじめというものは、大切なものなのではなかろうかと。 ちょっと話それますが、 ブログやyoutube動画でネタバレ、チラ見せしながら営業活動、というものに依存してしまっては、、問題でしょう。 たとえば、、海外のyoutubeでたまたま「手品の種明かし」をお見かけいたしましたが。 それ、手品業界として、大迷惑なのでは。。? あなたひとりのことですか?思わず心の中で。 おそらく「手品協会」のような公式団体の人ならば、そういう行為はありえないかもですね。 完全に個人が突っ走るだけのネット動画やネット企画。 数世紀先の未来に、自分が大切にしている業界が、団体が、組織が、世界が、みんなさんが一体どうなっているのか? そういう思考は大切でしょう? 大切にしましょうよ。 「生きている間の自分だけ」のことに終始し過ぎてこのざまだという今日の社会。 言っていいこと、NGなこと・・・個人の感覚的なことではなくて、もうそれやったら後どうなるかわかるよね?という筋道のことです。 というわけで、左と右の話については、陰陽、男女の両極性の話、いわゆる二区分の話でもって、たまたま易道学校の学校新聞に掲載していただいたコラムがあるのでそちらでご理解をば。 太陽と月の融合を目指して 占いに心理カウンセリングの要素を取り入れるというのが現代的な響きにも聞こえがちですが、古来より「太陽と月の融合」は全人類が総出でテーマに掲げてきたことです。 何のことやら…?と思われるかもしれませんが、ことばで伝えるより、ここに図像で表しましょう。西洋圏では特に中世期、次いでウェイト版が刊行されたヴィクトリア朝の時代にブームとなった思想でもあります。 錬金術における太陽と月の結婚図   心と身体が一体となる=自我・肉体の融合図としてのタロット「太陽」 人は誰しも表と裏をもっています。顔で笑って心で泣きながら、今日も私たちは社会で日銭を稼がねばなりません。西洋占星術では、表の自分と裏の自分を理解することで他者をも理解し、社会で調和しながらありのまま自分らしくある術(すべ)を探究しようと自分の出生図と向き合います。心で泣いてばかりの生活を送り続ければ、二十代の私がそうであったように、人は心を病んでしまうのです。やがては精神も身体も機能しなくなるのです。 人は心をおろそかにしがちであると。 自分の表を取り繕うばかりではなく、裏の部分を、ホンネの部分ももっとちゃんと理解してフォローしてあげることが、どんなに大切なことかと! あえて鈍感になろうとしていた自分をもっとちゃんと見つめてあげたかったと、過去の闘病生活を振り返ります…が、その術がわからなかったということもあるでしょう。 自分には、これだけたくさんの顔=ペルソナがあり、どういうときにどういう自分が泣いたり笑ったり怒ったりするのか、明確にホロスコープ&タロットという絵柄を通して、自他共にその精妙な内面について、明確にことばにして人に伝えられるようになったことが嬉しくもあります。 「ホロスコープカウンセリング」とは巷ではめずらしい用語ではありませんが…「相談者の心に深く寄りそう身の上相談」の延長に位置しているだけのようではあります。 カウンセリングとは身の上相談ではありません。まずは実践的なセルフカウンセリングを伝える講座をと、来春を目処に「セラピュティック・タロット&ホロスコープカウンセリング講座」の本校にて開講を進めていただけることとなりました。張り切って資料を準備しています。どうぞ、お楽しみに! 後日談:「セラピュティック・タロット&ホロスコープカウンセリング講座」というネーミングが長いです、覚えられませんとの理事長からの間接的な反応があり、別のモノに変更したという経緯が。 別冊月刊ステラマガジンは行って見れば、「セラピュティック・タロット&ホロスコープカウンセリング講座」ガイダンス版です。ぜひ、この機会に!   現代人の自立・独立システムとしての占い 「自己肯定感」とか「逃げてもいいんだよ」的なフレーズがもてはやされる昨今です。 がしかし、どうしてこうまた「切り取り表現」が後を絶たないのでしょうかね。 そこはそんなに単純なことではないはず。 自己肯定できない人は他者肯定も下手。 表の自分が裏に逃げるのはよくあること。 キケンや敵から逃げるのは、それはもう当たり前のことでしょう。 その上で、自分自身から逃げることは、誰がどうしたってできないはず。そこは直視しましょう。 「いつどうやってどんな敵から逃げるのか?」そんな人生の作戦会議としての占術の使い方、それをご指導申し上げるのはやぶさかではありませんが、、「自身から逃げるための占い」は、かえって毒になります。 ちょっと使い方に口を出させて頂くこともあるナディアさんです。 薬も、過剰に摂取すれば毒になります。 口に甘いものは腹に痛いという格言などがありますね。 せっかく占いに携わりだしたものの、まず自分に対して効果が出せないのなら、他者に講じるのは、いかがなものだろうかとも。。 とか思っていたのですが、最近わかったことは、巷の占いは占いになっていない(爆! 占術的な思考とはかけ離れたところで、「いかに依頼者にリピートさせるか」が技術だそうなのです。 おいおい、、逆ですよ、いわば現代人の自立・独立システムが占いなのですから。 その第一歩として、己の中で太陽と月の手を組ませる、わけです。 が、ことばでいうほどたやすくはなく、人間誰しも、人体の左と右とをバランスよく統合できないものです。 だからそのための座学という感じですね、占い学ってものは。 […]

マルセイユ・タロット、おすすめのデッキは?

フランス・イタリア資料充実系3点他 マルセイユ版にも色々ありますね、どれを使うのが良いのでしょうか?・・サブスクユーザー様より、ご質問をいただきました。 きっかけは「マルセイユ・タロット教室」P35下記の記述 「『ノブレ版』では、女帝の翼が肌色で、この色は女帝の人間性、他者の精神レベルを引き上げる力を表すものとされています。『ドダル版』では翼の色は水色、『コンヴェル版』『カモワン版』は青系です。水色、青は聖母マリアの聖水を示す色でもあり……」   など読むと、使う版によってもそれぞれ象徴とするところが変わったりすることがわかりました。 版によって思想のようなもの違うのでしょうか?       ナディアにおきましては! マルセイユ・タロットはほぼフランス・イタリア産の資料を参考としており、ノブレ、カモワン、ホドロフスキー三者の解説は、具体的で実践鑑定に役立つ有益なものとして広くお勧めしております。 仰る通り、それぞれ、各所で異なる主張がなされるところもあります。 が、まったく相反する異説を唱えあっているわけでもありません。相通じる一貫性も感じられ、読み込み、自分なりに融合させることもありなのでしょう。 対して、微妙な違いを徹底して追及するのも、ひとつの研究。ひとつの流儀を深く貫かれたい場合は、よそ見をせずに、ひとつの思想に特化して学ばれていかれることなのでしょう! 「諸説があります」が通説のこの業界。各所で何かと反論されたり、突っ込まれたりすることも想定すると、、ノブレ、カモワン、ホドロフスキーらの体系的な解説をざっくりと抑えておきつつ、内どれかひとつを掘り下げて実践に活用する、というのが私自身のやり方となっております。当方が実践に役立たせているのはノブレの主張で、「マルセイユ・タロット教室」の11ページにまとめさせていただいております。 またこれを皆さんがどう活用するかというもの難しいところでしょうが、ご自身の納得のいく活用法で、自信がない内は、特段に色で象徴的に読まずとも、よろしいのです。 色彩以外にもふんだんにタロットはメッセージを伝えてくれるもの。 というわけで「出処(でどころ)の確かさ」「伝統」「読みやすさ」を総合判断したマルセイユ・タロットのおススメは下記7点。 1 ノブレのマルセイユ・タロット 現存する最古のマルセイユ版が、パリの彫刻家でもありカードメイカーでもあったジーンもしくはジャン・ノブレ(Jean Noblet)の作品です。画像はインターネット・タロット美術館にて 1659年の原版がフランス国立図書館に保存されています。 このノブレだけが彫刻家とメイカー(販売元)を兼任していた唯一の存在であるとも伝わっています。 サイズがフランス図書館の原本に充実に再現されておおよそ縦横10✕6cmと小ぶりなところも扱いやすくておススメ。角が尖っていますが、紙やすりでこすってみている方もおり。その際のサンドペーパーは#1000以上のごく繊細なものがおススメ。百均で購入できるはず! ノブレのマルセイユ・タロット(78枚完全版)楽天市場で取り扱い中 ※大アルカナ22枚のみのハンドステンシル版もあります! 2 ドダルのマルセイユ・タロット 推定1709~1715年の原版がフランス国立図書館に保存されています。 そちらの画像ファイルをダウンロードさせていただき、ノブレ同様、当時の原版はインターネット・タロット美術館に掲載させていただいております。復刻版は当店運営の楽天市場で取り扱い中。かなりマルセイユ・タロットの起源や謎にせまることができる復刻メイカーの資料はぜひ、ご一読いただきたいもの! 復刻メイカーよりご許可をいただき、日本語解説書を作成してお付けしております。 マッシュルームカット的な髪のフォルムが特徴的でも。ドダルのマルセイユ・タロット(78枚完全版)の「魔術師」   ※下記 1700年代の印刷物としての風合いがかもし出された大アルカナ22枚のみのハンドステンシル版は必見。手に取れば近世フランスにタイムスリップ!   3 ホドロフスキーのマルセイユ・タロット 「シンボルは人生の各ステージについての、精神的もしくは内的表現であり、タロットのように象徴的な言語の内にあるものはすべて、無限の可能性を秘めています」 象徴化することの重要性を伝え続けているホドロフスキー氏 ーー どちらかというと映画監督として、タロットを通して作品発表、著作物を刊行してこられたイタリアの巨匠ですが、2022年いよいよ堂々のオリジナル・マルセイユ・タロットを刊行! それが「Io, I Tarocchi」でした。画像はインターネット・タロット美術館にて 「イオ」=「私」です。邦題「私 タロット」です。 タイトルには、このタロットを手にする人が、そのデッキを「私自身のタロット」にしてもらえるようにという願いが込められているのではないでしょうか。 タロット占術は「このカードが出たらこう読む」とリーディングをパターン化させないことが大切です。各アルカナそれぞれに奥行きと幅をもたせたリーディングが推奨されています。 「Io, I Tarocchi」は当店でも楽天市場で取り扱い中       4 カモワン・タロット フィリップ・カモワン/Philipe Camoin--由緒正しきマルセイユ・タロットの後継者と自ら称する現代メイカーさんです。 1760年ニコラス・コンバー版を受け継ぐ末裔(まつえい)としてタロット愛好家の間では周知の存在。 いわゆる「正当マルセイユ版」として名高いコンバー版で使用されていた版木を用いて、1861~1971年までマルセイユ・タロットとしてフランスで活躍されてきたというカモワン製造所。 […]

マルセイユ・タロットが伝える「魂の擬人像」

魂とは何なのか? 心のままに、感情のままに、意のままに・・・どれも、それぞれに異なります。 それを扱い分けることができる、それだけでも、「タロット」はすぐれた開運ツールです。 詳細は「マルセイユ・タロット教室」p.284~285前後を集中的に読んでみてください。 似たようなカードも並べてありますが、まったく対応が変わってきます。 「魂のままに」というメッセージカードがあること、これがマルセイユ・タロットの最大の特徴と言ってもよいでしょう。   魂に火をつける! どこかで聴いたような、いわば使い古されているフレーズかもしれません。 しかし、これほど強いものはないでしょう。これが、様々なものを乗り越える原動力だからです。 熱を失った人は、生身の温かさを欠いてしまった人は、最終的に落ちるところまで落ちてしまいます。 まだその、人の心が残っている内が華。共にマルセイユ・タロットで、生きる意味を、探し出してまいりましょう。 それはその時その時、具体的にピンポイントで示されるもの。毎回毎回、異なってもまいります。 今日も明日も、明後日も、いついつまでも、あなたの魂を感じて、生きていかれますように!    

第4回配本・ノブレのマルセイユ・タロット

現存する最古のマルセイユ・タロット こちらについては、かねてより各所で大々的に紹介させていただいております。 そもそもマルセイユ・タロットとは何なのか? 現存する最古のマルセイユ版1659年作ジャン・ノブレ親方の伝統について フランス国立図書館情報「最古のマルセイユ・タロット」について ノブレのマルセイユ・タロットの全画像はインターネットタロット美術館にて マルセイユ・タロットをマスターしたい!方には【サブスク】マルセイユ・タロット教室がおススメめ!   【サブスク】マルセイユ・タロット教室もございます 国書刊行会「マルセイユ・タロット教室」を教本とした月額サービス制の通信講座です。 もともとあるマルセイユ・タロットのマスターコースを、15回のサブスク=定期購読の会にしてみました。 とかく挫折しがちな通信講座ですが、毎月1回はお手元の教本を開いて、課題に取り組もう!という主旨で2023年から開設。毎月1回、ご案内のメールで配信されますので、配信内容に沿って、共に学んでまいりましょう。 好きなときに、好きなものに挑戦できる自由課題、提出して添削指導を受けるタイプの提出課題もついています☆彡 サブスク第四回の一部   わたくし、ウェイトです! が、何を隠そう、マルセイユ・タロットは相当勉強したんですからね! 初学者はとかくウェイト・タロットという頭がありますが、まずはマルセイユ・タロットを!と言う流れも、大いにおススメなのです。

秋〜冬はラベンダーを楽しもう☆彡

ラベンダーとは? * 一般名称: ラベンダー/lavender 学 名 Lavandula multifida 分 類: シソ科ラバンデュラ属 常緑小低木 原産地:カナリヤ諸島、地中海沿岸、インド 発芽適性温度:15~20度 播種期:4~6月、8~10月 開花期:春、秋、周年   ナディア・オフィスでこの時期、秋冬に力を入れている七草ハーブがラベンダー! ハーブの中では耐寒性が強く、サンルームはもちろん、北風の当たらない日当たり良好の場所では元気に、まだまだ成長しております。自分の環境にあったタイプを探し、周年育てていたいハーブです。 これまでの暑かった時期、ホント2023年も猛暑日が続き至難でしたね。そんな時期には、原産地がアジア~熱帯地方系のミントやバジルなどを中心に、楽しむのがよろしくもありましょう。 さてラベンダーは耐寒性強と言えども、品種によっても強度が異なり、おおざっぱにはマイナス5~15度。 そうですね、ラベンダーの種別から見てまいりましょう、、書籍やネットでは色々な区分けが紹介されていますよね、ここではまず花姿で4つに大別、さらに原種系と、改良品種系に分けた5タイプを抑えてみることとしましょうか。   1 イングリッシュ・ラベンダー  コモン・ラベンダー、トゥルー・ラベンダーなどとも呼ばれますが、このグループが最も一般的な「ラベンダー」で、ブランチが細分化しています 大きくは原種、そこに近いアングスティフォリア系と改良品種のラバンディン系に分かれ、入手しやすいものとして下記の品種があります。   原種ラベンダー/Lavandula latifolia スパイク・ラベンダーとも言われ、こちらとアングスティフォリア系の交配種がラバンディン系。   アングスティフォリア系/Lavandula Angustifolia・・花穂が小ぶりな印象ですが、一面のラベンダー畑に咲く大株の花はやはり花穂も大きい。真夏の群れに弱く、場合によっては一年草扱いに。富良野で有名な国産のラベンダー、オカムラサキもこちらの改良品種。 マンステッド・ラベンダー ヒッドコート・ラベンダー*写真 ミスキャサリン ナナロゼア ナナアルバ オカムラサキ   ラバンディン系/Lavandula lavandin・・丈夫で育てやすいがアングスティフォリア系より精油は安価とされる。やや粗野な印象。 グロッソ・ラベンダー* エーデルワイス ロングホワイト アルバ シール スーパー・セビリアンブルー *ただ今グロッソ・セール開催中☆彡 ★冬場はシルバーリーフが寄せ植えのアクセントにおススメ! ご購入は楽天市場から、よろしくお願いします★3点セットがお得です! 【ハーブ苗】ラベンダー/グロッソ【9cmポット1点】 – Stellas Better Fortune House   2 フレンチ・ラベンダー […]

1500年代 近世 宗教改革の陰で息づくタロット

時代区分の整理 時代区分 世界 日本 古代 ancient 5~6世紀まで 飛鳥~平安中期 中世 mediaval 7~9世紀から13~14世紀 平安時代~ 近世 early modern 宗教改革・大航海時代、商業革命あたり(15~16世紀前半)から、市民革命・産業革命前期あたり(18世紀後半~19世紀初頭)まで 安土桃山時代と江戸時代をあわせて近世とする説が一般的 近代 modern 19世紀~ 明治時代~ 現代 第二次世界大戦以降 1500年代ヨーロッパは戦乱の世にあり、戦いに明け暮れる諸侯・君主と、彼らと結託し、本来の役割を果たさず金の猛じゃ的な体たらくを帯びるキリスト教会に対して各地で改革の声が上がりました。         1517年 ドイツ、ルターが95箇条の意見書を発表 マルティン・ルター(1483~1546):キリスト教会に対する95箇条の意見書を発表 ルターを契機に、スイス、フランス、イギリスへと激しい抗議運動が広がり、その後約30年のときの流れとともに新しい宗教観がヨーロッパのすみずみにもたらされました。 当時は、新聞や書物など活字の印刷物は普及していましたが、当時の庶民の大部分は読み書きができなかったため、彼らにもわかるように版画による挿絵や図版を多用した読み物が量産され出した時代でもありました。 木版画を読む 山川出版よりp.82 図2「予言の書」より ヨハネス・リヒテンベルガー作 1527年 図の中央にイエス、左側に聖職者たち、右側に皇帝と貴族たち、下方に農民が描かれ、教皇は祈り、皇帝は保護し、世俗の人は働くことで厄災を取り除かれることが説かれている。 宗教改革が成功に導かれた大きな要因のひとつに、ルターをはじめとする思想家たちが木版画の印刷物を活用したことが上げられています。 七つの頭を持つ教皇獣 よく見ると絵柄の下のカリグラフィも美しい!     改革=衰退するキリスト教と高揚するオカルティズム オカルト/Occult:隠秘 占星術・魔術・錬金術を含む異教、密儀宗教、精神世界の総称。日本語は「隠秘」があてられる。「隠された世界の神秘」を扱う分野の総称。一般社会には公にならないよう秘密の教義として守られる分野。「現実、日常」とは一線を画する目には見えない不可視の世界、宗教、心霊、超常現象、魔術、占星術、ヨガなども含むとする場合もある。非科学的な世界、精神世界と呼ばれる領域のなかでも、より現実を超越した領域を指す傾向。   下)木版画を読む 山川出版より P.57 図3 「天空における不可思議な会合について」ゼバスティアン・ブラント作1503年) 1504年に蟹座で起こる土星、木星、火星の合が擬人化されて描かれ、韻文がそえられている。   オカルト文化の流行は中世期においてすでに宮廷内で発生していたものでしょう。文化というものはすべて、宮廷から庶民へと、派生していくものと言う時代でした。また中世期にはフリーメイソンも発足していますね、あ、一応わたしもメイソンリーに加入しておりますが! この時代の人物として、抑えておきたいのがこちらの人々! パラケルスス: 1493年1541年9月24日(満47歳没)国籍スイス フェラーラ大学卒。医師、化学者、錬金術師、神秘思想家。 錬金術(化学)の医療への利用、水銀など鉱物薬の利用、三原質(水銀、硫黄、塩)の再発見・四元素説の新解釈など大きな功績を果たした存在。     博愛主義団体フリーメイソン: 正式名称フリーメイソンリー(会員個人をメイソンと呼ぶ maison=石工): […]

1300~1500年代のカード文化

1300年代に中東よりヨーロッパに流入したゲームカード ここではゲームカードやトランプの話題も出ますが、このサイトではあくまでも「タロット」を軸に考察しております。 1300年代に中東よりヨーロッパに流入したゲームカード※、今日のトランプに代表される遊戯札について、当時は各所で様々な呼ばれ方をしていました。 ポルトガル:Carta(カルタ) フランス:Naibi(ナイビ) → 後にTarotに イタリア:Trionfi ※(トライアンフ) = 『切り札』の意 → 後にTarotに変換されたという説あり ※Trionfi (トライアンフ):ラテン語の「勝利・凱旋triumphi(トリオンフィ)」から派生した語句。 宗教上の「儀式、行列」を意味することばでもあり、聖者の行進を取り仕切る行政官は、預言、神託、占いに関わる能力を持つ者が司っていました。ここから和名「トランプ/trumps」が派生しています。 また、下記の用語もチェックしておきたいところです。 カルトマンシー:Cartomancy:カード占い、いわゆるトランプ占い カルトマンサー:Cartomancer:カード占い師。欧米では、カード・リーダー などとも呼ばれる。   当時のゲームカード ゲームカードには、36枚、40枚、52 枚、54枚、56枚など、いくつかのタイプがありました。 4 スート×9ないし10枚からなる36~40枚の数札と、4スート×王、女王、騎士などの人物札の セットで、ジョーカーなどが加わる場合があるものと伝えられています。 フランスでは、52 枚と32 の piquet/ピケ と呼ばれるセットが主流であり、下記現代でも使用されているピケ=いわゆる日本でおなじみのトランプですね。tを発音せずにピケとなるところが、フランス語のtarot/タローにも通じておりますでしょうか。 Wikipediaより 1500年代に、TAROT(タロー)ということばが生じる 「タロット」という名称については、1500年代に、Tarot/タローということばがフランスで使用され、これが広く定着して現在に至っています。日本に入ってきた際には、英語読みの「タロット」が定着。 フランスでは、日本同様タロットにカードをつけて「タロットカード/Cartes de tarot」とも呼ばれています。国内では、「タロット」は「タロット」であって、「タロット・カード」という呼び方は誤用だとする説もあります。。ここはまた後程。 フランス語TAROT のそもそもの起源が未だに謎となっているのです。   当時のカード占い師たち ルーカス・ヴァン・レイデン作品 ルーカス・ファン・ライデンとも表記されております。多くの当時の大衆文化を描写しているオランダの画家の作品に、いわゆるトランプが描かれているのがわかりますね。 Kartenlegen (ドイツ語のCartomancer・カード占い師) 1508、フランス・パリ、ルーヴル美術館 1520年 スペイン・マドリード、テッセン・ボルネミッサ美術館 Museo Thyssen-Bornemisza 絵を観る限り、ピケを操っているようです。 ゲーム、賭博も楽しいものでしたでしょう、占いもまた爆発的に流行し、大衆文化として愛好され、発達の一途をたどるわけです。   ※13世紀にヨーロッパに流入したと伝えられてはいますが、シルクロードは紀元前から発達していて、中国においては7~10世紀には木版印刷もカードゲームも流行しています。日本にいつタロットが入ってきたのか? 天正カルタが1700年代とは言われていますが、個人輸入レベルではわからないことと同様、13世紀以前にヨーロッパに入っている可能性がないとは言えませんね。 以上、最近の受講生さんとのやりとりからの洞察でありました。 アルカナとは何なのか? タロットは22枚の大アルカナと56枚の小アルカナから成るものとされているのは周知のことですが、このアルカナとは、ラテン語由来の「神秘の札」を意味することばです。 「タロット」というのが正しく、「タロット・カード」は誤用だという説を主張する人は、そこのところを強調しているのですね。 アルカナについて、抑えておきましょう。 アルカナ/Arcana ラテン語arcana「不思議な、秘密」の意。(イタリア語ではarcano): 大アルカナ;major/greater arcana:主要な/偉大なる神秘=22枚の寓意的な象徴画 小アルカナ […]

エジプシャンタロット

六か国語表記のスカラべオ社製エジプシャン・タロット こちらは画期的です。英語が当たり前!という発想からビギナーさんこそ、抜け出しておきましょう。 画像はもちろんのこと、インターネット・タロット美樹館でご覧いただけます。 ナディア・オフィスでは2015年頃に刊行したウェイト・タロット専用解説書にこの国別・タロットのタイトル一覧表を掲載しておりました。その表をPDFにしたものがあるので、またの機会にアップします。よろしければご利用ください。   1800年代後記のオカルト・ブームの波に乗って スカラベオ社がエジプシャン・タロットを作成するにあたって、まず参考にしたのが解説書にも掲載されているJean-Baptiste Pitois(ジーン・バプティスト・ピトワ)の『The Mysteries of the Pyramids, being the Book II in The History and Practice of Magic』(ピラミッドの神秘)に掲載されている彼のオリジナルタロットの画像です。 非常に詩的な心引かれるアルカナについての文書が、タロットの付属英文解説書にも引用されています。 The Major Arcana Where all human experience, both material and spiritual, is condesed in to a single formula; to Dare, to Know, to Want, to Hold Silence. J.B. Pitois すべて人間の経験というものは、物質性と精神性の双方がひとつの単体に凝縮されるところだと言えよう。冒険し、知り、求め、内に秘めよ。 という感じでしょうか。。 […]

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