小アルカナはじめの一歩 ― for Quester
小アルカナの攻略はスートの制覇から
あなたはすでに日常の瞬きの中に、ACE~10という段階を表わす十の光を見ています。宇宙の構造として、日常生活をとらえてみたときに、脳裏に閃光がよぎることもあるでしょう。それが、あなたに宿る小アルカナの魔法 ― 下記に、小アルカナ講座の肝となるテキスト15ページまでを掲載しますので、まずここまで読んでから、課題の提出に取り組みましょう。ご不明な点、疑問、質問等何なりとご遠慮なくお送りください。専用フォームからでもEメールでもOKです。このパートは西洋占星術のエレメントに通じる内容でもあり、西洋占術の土台となる思想です。折に触れ何度でも立ち返っていただければ幸いです。
🔥杖は意志の炎を灯し
💧杯は心の水脈を潤し
⚔️剣は思考の風を切り裂き
⭐ペンタクルは大地の実りを守る
🌿いわゆる「小アルカナとは何なのか?」
- 小アルカナは「日常の神話」:大アルカナが本の表紙絵なら小アルカナはその中のワンシーン、大アルカナが魂の旅なら小アルカナはその旅の風景・・そんな風に、大小のアルカナはまったく性質が異なります。読み解きも、最初は大小の区別なく、「タロットを解釈する」という姿勢で読んでいて何ら問題はありません。やっている内に、スートの違い・・・WAND、SWORD、CUP、PENTACLEという4種のエネルギーの読み解き作業であることに気づきだします。それぞれが火、地、風、水を表わしている、ということは、頭では理解できているかもしれませんね。何のために、わざわざ、4つのスートを4エレメントで考えるのかという思考もひとつ必要になってまいります。
- 56枚の小アルカナを会得するには、生命の樹になぞらえて理解するとスムーズです。
- 参考:ウェイト・タロットとカバラの生命の樹
🔮「スートの詩」— 各スートに捧げる短詩と象徴解説
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スート |
象徴 |
生命の樹 |
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杖(Wands) |
炎の意志、創造の芽吹き |
流出界 |
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杯(Cups) |
感情の海、愛と喪失 |
創造界 |
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剣(Swords) |
思考の刃、葛藤と真理 |
形成界 |
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金貨(Pentacles) |
物質の実り、現実の魔法 |
活動界 |
🧭生命の樹に見られる成長プロセス: ACE →10という生命エネルギーの循環
- 1:種子そのもの/始まりの衝動
- 2:胎児の呼吸/地中で呼吸をはじめる
- 3:双葉の発芽
- 4:本葉の発芽
- 5:環境との戦い/試練、生存競争、混乱と再構築
- 6:開花/春咲き、秋咲き
- 7:分岐
- 8:トウ立ち
- 9:二度目の開花/四季咲きのみ
- 10:結実・完成・飽和・壊死/収穫と次のサイクルへの扉

いわゆる一期咲きの花は、多く春か秋のみに開花期を迎えます。四季咲きの花は周年、タイミングを得て花を咲かせます。
この夏、猛暑で命を落とした植物も少なくなかったでしょう。アスファルトのくぼみに落ちた種がその場で成長し、猛スピードで通り過ぎていく自動車の排気ガスにまかれながら、凛と咲き誇る姿を見せていることなどあるものです。タイヤに踏まれて、種の段階で無数の命の芽が摘まれているものです。
ものごとには流れ、順序があり、ある日突然、花が咲くこともなければ、命を落とすこともない。。ただひとつ、そこに居たことが偶然と言えば偶然ではあるのですが。いつから、どうして、こうなったのか・・・?
どこへ、さかのぼれば答えがあるのでしょう? 生れ出たその瞬間に・・?
そう、そうなんのです。その地点にさかのぼってみることは、これは心理学的にも肯定されている回復プログラムのひとつなのです。
Nahdia Officeではまた、小アルカナの数札を「10からACEへと昇る修行の旅」として捉える視点をも重視しています。
私たちの内外で、相互に循環するエネルギーを意識しましょう。カバラの生命の樹における、マルクト(10)からケテル(ACE)へと魂が昇華していく流れを象徴的に表現してみましょう。
🌿探求者Questerの修業の旅:10 → ACEへの霊的上昇
テキストの中のポイントとなるページを振り返りながらひとつひとつ進んでいきましょう。
🔟 10:マルクト(王国)— 現実の重みと完成
- 象徴:物質世界の完成、成果、終焉と次の始まり
- 比喩:「果実は熟し、枝は重みでしなる。ここから、問いが芽吹く。」→ 以下このパートはぜひとも、あなた自身のことばで、表現してみてください。このセフィラ―に近づける「掛け声」のようなものでも。
- 展開の中で10に遭遇するのなら、地上の問題、現実的な課題、ひとつのまとめ方、目指すべき目標を解釈してみましょう。

➒ 9:イェソド(基盤)— 夢と記憶の整理
- 象徴:内面の統合、感情や記憶の再構築
- 比喩:「夜の湖に映る自分を見つめ、静かに荷を下ろす。」
- 展開の中で9に遭遇するのなら、よくよく「心」と向き合いましょう。人間の心理と密接に結びつく段階です。臨月、ほどほどの満足感もあり、心が満たされるならそれでよいとすることもあれば、当事者の心の問題がどんな客観的事実よりも勝っていることもあるでしょう。

➑ 8:ホド/ネツァク(栄光と勝利)— 意志と知性の鍛錬
- 象徴:挑戦、鍛錬、バランスの試み
- 比喩:「剣を研ぎ、杯を満たし、杖を握りしめる。」
- 展開の中で8に遭遇するのなら、理知を駆使して考えましょう。最適な方針、最適な道、最適な感性、最適なアクション、それらが必ずしも望むものではないとしても、刻々ときざまれる時の中で、後押しするものになるはずです。

➐ 7:ティフェレト(美)— 内なる調和と選択
- 象徴:魂の中心、選択と美の感覚
- 比喩:「分岐する道の前で、心が静かに問いかける。」
- 展開の中で7に遭遇するのなら、即物的な対応をするのもひとつなのでしょう。本質的な幸・不幸や人生論ばかりがすべてではなく、きれいごとばかりではないことを伝えてくれているのかもしれません。

➏ 6:ゲブラー/ケセド(峻厳と慈悲)— 二元の統合
- 象徴:善悪・光と影の統合、判断力の目覚め
- 比喩:「炎と水が交わる場所で、真の力が生まれる。」
- 展開の中で6に遭遇するのなら、ベストなタイミング、周囲一体となっての調和に恵まれているのでしょう。需要と供給、役割の交換、真の交流、意識の交換など、一方的になるより、循環させるイメージが大切なのでしょう。

➎ 5:セフィラの裂け目— 試練と混乱
- 象徴:葛藤、喪失、再構築の必要性
- 比喩:「風が吹き荒れ、塔が揺れる。だが、種は土に還る。」
- 展開の中で5に遭遇するのなら、試練であり、乗り越えがいのあるときなのでしょう。

➍ 4:基盤の再構築— 安定と枠組み
- 象徴:新たな秩序、精神的な土台
- 比喩:「石を積み、庭を囲む。静けさが戻る。」
- 展開の中で4に遭遇するのなら、安定的にじっくり取り組むことなのでしょう。守り維持することとただ何となくそこに居ることは、表面的に違いがない、同じようなふるまいとなるでしょうが、意識の過程が違うはずです。

➌ 3:創造の芽吹き— 協働と発展
- 象徴:創造、協力、拡張の始まり
- 比喩:「三本の杖が交差し、火花が生まれる。」
- 展開の中で3に遭遇するのなら、最小単位での小さな調和が見てとれるとき。身近な人たちとはじめの一歩や何か新しいことをはじめるのはおススメです。

➋ 2:二元の目覚め— 対話と選択
- 象徴:陰陽、関係性、選択の始まり
- 詩的比喩:「月と太陽が向かい合い、問いが生まれる。」
- 展開の中で2に遭遇するのなら、シーソーを動かすように、密なやりとり、かけひき、濃い人間関係。

🂡 ACE(1):ケテル(王冠)— 始まりの光
- 象徴:純粋な可能性、霊的な種子
- 比喩:「まだ名もなき光が、静かに庭に差し込む。」
- 展開の中でACEに遭遇するのなら、はじまりと終わり、大きな変化、枠組みを変えるときに来ているのかも。きれいごとばかりではないことを伝えてくれているのかもしれません。

🌌小アルカナの旅で真の「自己実現」を目指しませんか?
- 大アルカナではSeeker だったあなたが、ここではQuesterとなり、能動的に現在地を選び、そこから旅を始めていただきます。
- 叶えたいことを、10か月の学びを通して実現させる、そんなスケールとしての小アルカナ講座をご利用いただくのもおススメです。
- ACEに到達し、最終試験を突破したあかつきには「Luminary」として、次なる問いを灯すステージをご用意してお待ちしております。
🧭参考情報:4要素と色彩の象徴的背景と
🔥ワンド(Wands)=赤/金
- 四大元素:火(FIRE)に対応
- 象徴:意志、創造、情熱
- 色彩連想:炎の赤、太陽の金
- 一部のトート・タロットや魔術的体系では、火のスートに赤や金が使われやすい
💧カップ(Cups)=青/銀
- 四大元素:水(WATER)に対応
- 象徴:感情、愛、潜在意識
- 色彩連想:湖の青、月の銀
- 水のスートは、感情や直感を象徴するため、青や銀が選ばれやすい
🌬️ソード(Swords)=白/灰
- 四大元素:風(AIR)に対応
- 象徴:思考、知性、葛藤
- 色彩連想:霧の白、鋼の灰
- 一部のカードデッキでは、スペード(剣)に青や灰色が使われやすい
🌍ペンタクル(Pentacles)=緑/黒
- 四大元素:地(EARTH)に対応
- 象徴:物質、現実、身体性
- 色彩連想:森の緑、大地の黒
- 土のスートは、安定や実りを象徴するため、緑や黒が用いられやすい
🎴補足:色彩の出典と文化的背景
- 一部のカードブランド(例:バイスクル)では、スペード=青、ハート=赤、クラブ=緑、ダイヤ=黄というマルチカラー版が存在します。あくまでもトランプやマジック用の演出です。
- タロットにおいては、色彩は固定されたルールではなく、象徴や詩的演出に基づいて自由に解釈されるのが通例です。
Nahdiaのスクールでは、こうした色彩象徴をシチュエーションごとに再構築できる学びを提供しているのが特徴です。色は「意味を伝える光」であり、学びの階層やスートの性質を視覚的に導く道しるべになります。
小アルカナ講座は、タロットを単なる占いではなく、魂の修行書として読むための美しい導線になるよう構成しています。
どこか日常につかれたときに、ふと訪れて疲れたのどをいやし、命の歌をくちずさめるような「秘儀の庭」となりますようNahdiaがここにおります。静かな旅に伴走させてください🌙

















