
【国書刊行会】「タロット象徴事典」のご案内
🌟書籍情報
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発売日 2009/12/24
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判型 A5判 ISBN 978-4-336-04757-1
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ページ数 600 頁 Cコード 0510
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定価 4,950円 (本体価格4,500円)
ヴィスコンティ版、ウェイト版など、さまざまなタロットデッキの絵札をたどりながら、絵札に見られる象徴を通じてカードの絵柄をより深く理解し、さらなる解釈を引き出すための書として、タロットの象徴や図像の深い理解を目指す人々に高く評価されている書籍です。
以下に主な評判をまとめてみました(2025年調査):
🌟 評判のポイント
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図像と象徴の解説が非常に詳細
ヴィスコンティ版、マルセイユ版、ウェイト版など複数のデッキに触れながら、カードに描かれたモチーフや象徴を丁寧に解説。 -
初心者にもおすすめという声も
一見難しそうなタイトルですが、「カードの意味を正逆ではなく強弱で捉える」など、初心者にも理解しやすい工夫がされているとの感想もあります。 -
上級者向けの専門性も兼ね備える
占いの技法よりも象徴学に重点を置いており、タロットの背景にある美術史や西洋思想に興味がある人にも好評。 -
構成が整理されていて読みやすい
前著『タロット解釈実践事典』よりも構成がすっきりしていて、象徴解釈に集中できるという評価もあります。 -
楽天レビューで高評価(★4.8/5)
「辞書的に使える」「象徴に特化していて満足」といった声が多く、実用性の高さがうかがえます。
📝 注意点や好みの分かれる部分
- 「逆位置の解釈が合わなかった」という読者もおり、解釈スタイルに個人差があるようです。
- 占いの技法(スプレッドやシャッフル方法など)は扱っていないため、実践的な占い手法を求める人には物足りない可能性も。
タロットを単に占いの道具としてだけではなく、そこに描かれている象徴について、またタロットそのものの文化的背景に関心がある方には、相性の良い一冊となっているようです。図像解釈のアプローチを比較検証するのにはうってつけでしょう。


(株)ステラ・マリス・ナディア・オフィス