TAROT=「タロット」と発音するのは日本独特。海外では「タロー」になる話。
先日の日本易道学校で、「タロットカード」となるのも日本独特ですという話を。海外では「カード」をつけずに、「タロー」のみとなる場合が多いですね、等々。ちょっとウェイト博士にも聞いてみました。
はいはい、なんでも聞いてくださいね!質問大好きなので⭐
語尾の「t」が発音されない英単語の例
英語では「tarot」のように、フランス語からの借用語で語尾の t が無声音(=発音されない)になる単語がいくつかあります。
主なパターンと代表例を。
1. 語尾が -et / -ot の単語
多くはフランス語由来で、最後の t が黙字になります。。が、これ全部日本では「ト」って発音されているのですね、、depot以外は。PC depot/ピーシーデポ、有名ですね。
- ballet
- depot
- chalet
- gourmet
- croquet
- valet
- cachet
- parquet
- beignet
2. その他の語尾 -et を含む借用語
- crochet
- fillet (魚の切り身)
- cachet (名声・格式)
3. 英語固有の無声音T(中間位置も含む)
語尾とは少し異なるものの、単語の中ほどにある t が発音されないケースもあり、ここにくると、あ、そうそう!の発音されない「t」。
- often (/ˈɒfən/)
- soften (/ˈsɒfən/)
- listen, fasten, hasten, tighten など
ポイントと応用
- 多くはフランス語の発音ルールがそのまま英語に取り入れられたもの
- 綴りは同じでも、動詞形に -e (例:ballet → ballet (e) )を加えると t が発音される場合もある
無声音に慣れると英語のリスニング理解が格段に向上します、、?あらら、余計なお世話でした!