秋〜冬はラベンダーを楽しもう☆彡

ラベンダーとは?

* 一般名称: ラベンダー/lavender

  • 学 名 Lavandula multifida

  • 分 類: シソ科ラバンデュラ属 常緑小低木

  • 原産地:カナリヤ諸島、地中海沿岸、インド

  • 発芽適性温度:15~20度

  • 播種期:4~6月、8~10月

  • 開花期:春、秋、周年

ナディア・オフィスでこの時期、秋冬に力を入れている七草ハーブがラベンダー!

ハーブの中では耐寒性が強く、サンルームはもちろん、北風の当たらない日当たり良好の場所では元気に、まだまだ成長しております。自分の環境にあったタイプを探し、周年育てていたいハーブです。

これまでの暑かった時期、ホント2023年も猛暑日が続き至難でしたね。そんな時期には、原産地がアジア~熱帯地方系のミントやバジルなどを中心に、楽しむのがよろしくもありましょう。

さてラベンダーは耐寒性強と言えども、品種によっても強度が異なり、おおざっぱにはマイナス5~15度。

そうですね、ラベンダーの種別から見てまいりましょう、、書籍やネットでは色々な区分けが紹介されていますよね、ここではまず花姿で4つに大別、さらに原種系と、改良品種系に分けた5タイプを抑えてみることとしましょうか。

 

1 イングリッシュ・ラベンダー

 コモン・ラベンダー、トゥルー・ラベンダーなどとも呼ばれますが、このグループが最も一般的な「ラベンダー」で、ブランチが細分化しています

大きくは原種、そこに近いアングスティフォリア系と改良品種のラバンディン系に分かれ、入手しやすいものとして下記の品種があります。

 

  • 原種ラベンダー/Lavandula latifolia

  • スパイク・ラベンダーとも言われ、こちらとアングスティフォリア系の交配種がラバンディン系。

 

  • アングスティフォリア系/Lavandula Angustifolia・・花穂が小ぶりな印象ですが、一面のラベンダー畑に咲く大株の花はやはり花穂も大きい。真夏の群れに弱く、場合によっては一年草扱いに。富良野で有名な国産のラベンダー、オカムラサキもこちらの改良品種。

  • マンステッド・ラベンダー
  • ヒッドコート・ラベンダー*写真
  • ミスキャサリン
  • ナナロゼア
  • ナナアルバ
  • オカムラサキ

 

  • ラバンディン系/Lavandula lavandin・・丈夫で育てやすいがアングスティフォリア系より精油は安価とされる。やや粗野な印象。

  • グロッソ・ラベンダー*

  • エーデルワイス
  • ロングホワイト
  • アルバ
  • シール
  • スーパー・セビリアンブルー

*ただ今グロッソ・セール開催中☆彡

★冬場はシルバーリーフが寄せ植えのアクセントにおススメ!

ご購入は楽天市場から、よろしくお願いします★3点セットがお得です!

 

2 フレンチ・ラベンダー

ストエカス系などと呼ばれるラビット・イヤー=うさぎの耳のような花姿が愛らしいタイプです。

 

 

3 レース・ラベンダー

プテロストエカス系などと呼ばれるタイプ、文字通りレースのような切り込みが入った葉形が美しい品種です。学名から「ムルティフィダ」などとも呼ばれています。より大輪の改良品種「ピナータ」、青紫のみならず、ピンクの花色種なども出回っています。

弊社のワンコはなぜかレースラベンダーが大好き!パクパクしていました。。葉のみ。

4 デンタータ・ラベンダー/Lavandula dentata

デンタルと言えば「歯」。歯のようなギザギザ模様の葉形が特徴。葉茎は灰緑色。花穂が大きい、全体的に大株に育つようです。暖地向きに思われます。

 


植物の育て方については、どの園芸書もネット情報、こちらのブログも含め妄信は禁物です。「この人はこう言っている」程度の参考に。実際にはどの植物もそうですが、だいぶ個別の環境によって成長過程は異なります。同じ敷地の中でも、北風があたるところとそうでない所、南と東の日照量の違い等々考慮すべき事柄はもう本当に場所場所によるというのが実感。

「様子を見ながら」自分とその植物との関わり合い方を徐々に構築する、そこが園芸の醍醐味!

私的には、特に原種に近づくほどタネは発芽させるのが難しくなる印象。コモン・ラベンダー、トゥルー・ラベンダー、マンステッド、アングスティフォリア系など試してみましたが。他方、改良品種は発芽率好調! 特にレースラベンダーは二重丸でした。種その物が某有名種苗会社のもの。もう販売しておりませんものね、、「当たり」だったのかもしれませんし、タネも種苗会社によるところがありましょう。その年その年の当たりはずれのようなものも、実体験しております。

レース・ラベンダーが真冬でも霜に当てなければ当方サンルームで元気に花を咲かせていたのは驚異!

唯一無二のみなさんの環境の中で、楽しく、やり易く、栽培できるラベンダーに出会えますように★

ラベンダーの種まき

種子は2mm前後覆土し、1~2週間で発芽するまで用土を乾燥させないこと。種が大きいので9cmポットに直まきしてもよく、発芽後ポットに根が張ったら、12cm以上の鉢に定植。

弱アルカリ性の石灰質の用土で育てましょう。地植えでは水やりは不要、肥料も不要といわれているほどもともとは強健な植物で、確かに相性がよい場所では放ったらかしで大丈夫な様子。

過湿に弱いというのは心得、うねを作って水はけをよくした風通しのよい場所での植栽がベターでしょうか。埼玉県の某ラベンダー園さんでそうやっていらっしゃいました。

鉢植えは、北風も避けられるよう鉢植えを移動しながら育てるとよいと聞いたことがあります。

肥沃な土がよいとかやせた土がよいとか諸説が入り乱れていますので、植栽環境と様子を見ながら自分なりの育て方を確立しましょう。

 

ラベンダーは月曜日に。。

苗から花穂を収穫して週に一度、特に月曜日は就寝前にこの香りに触れましょう。週の始まりにして一日のその終わりに、あなたは何を思っているでしょうか?

アロマ・ポットでナイトウェアやピローに焚き染めたり、ホット・ティーの香りに包まれながら、気負わず、さらっと向こう一週間、つまり7日間につき、1日ひとつの目標を立ててみましょう。

イライラや不安から笑顔が消えがちな時に、花を愛でることで気持ちが落ち着くスイッチが入るでしょう。

『月刊ステラ・マガジン』掲載中の「七曜日のセレンディピティ」もあわせてご活用下さい。

See you〜☆彡

 

 

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です