タロット占いのやり方 一枚引き
今を変える一手としての一枚引き
「一枚引き」とは、ひとつの占的に対して、一枚のタロットを繰りだして答えを得る方法です。
実際には占的の立て方を学んだ上で行って頂きたいところなのですが、ビギナーはまず22枚の大アルカナと仲良くなって頂きたく、自由に質問を立て、一枚引いた大アルカナからその答えを導き出すということを日課とすることをオススメしています。
そこでまず、今を変える一手としての一枚引きにトライしてみましょう。
この一枚がいわゆる「切り札」です。
今後の流れであったり「明日の自分がどうなっていくか」を占断するのはよくあることで、未来予知的な使い方に興味がある方も多いでしょうが、ビギナーはそれよりも「今、自分がとるべき行動、持つべき考え方は?」といった今この瞬間に役立てるための、行動や心の持ち方の方向性について、タロットのアドバイスを得てみて頂きたいのです。なぜならこれが卜術の本分であって、卜術および占術はそもそも未来予知の道具ではないからです。
一枚の切り札の「絵柄のように」に考え、行動してみましょう。
その際、その一枚が「誰の/WHO「いつ/WHEN」のモノなのかも、あらかじめ決めておいて下さい。
自分のこと以外に、友だちや家族のことを占うこともあるでしょう。そのカードは誰のためのもの?
明日のデートのことを占うのなら、その切り札は明日のためのもの、明日のみ有効です。
明後日以降は、改めて占的を立て、改めて占う、これが占術の基本です。