冬のタロットレメディ&開運ガーデニング
冬からはじめる園芸のススメ
元来、占術家とは、自然界に精通しているもの、その諸力を伝えるのが仕事です。本来もっと、ホルティカルチャー※的であるはずです、占術とは。
- ※Horticulture:「庭の栽培」を意味する言葉で、ラテン語のhortus「庭」を由来としていて、agriculture(農業)をモデルにしたことばだと考えられている。形容詞はhorticultural.
- Wikipediaによれば、Horticulture:園芸は、観賞用植物、果物、野菜、花、樹木、低木を育てる芸術と科学です。植物はさまざまな目的で栽培されているため、Horticultureにもさまざまな部門がある。
占師はほぼほぼにhorticulturistでありますし、私はtarotremediestでもあります。
占いについては、日本易道学校の副校長中村三夫先生によれば、「占断をくだすよりも、占的を立てるほうが難しい」世界です。
東西南北、昼と夜、日光と影、時流も時節も、波を見極めることができなければはじまりませりません。
自然とともにあろうと、私は家族ともども田舎暮らしを選択しています。爽快です。
占いをご所望の方、随時ご案内をさせていただいておりますので、ぜひ、いらしてくださいね。
- かねてより、折に触れては最も手軽でかつ効果の高い開運アクションとしておススメしてきました、いわゆる「園芸」ですが、いよいよサブスクリプションから公開の運びとなりました。多くの植物が休眠中のこの冬の最中にも、刻々と時間は経過し、自然界の営みは春に向けてスタンバイが本格化―
ナディア・オフィスが、振り返れば12年越しで取り組んでいるのが、占いのロジック&開運ガーデニング事業です。
このために2012年広い土地を求めて移転。なかなかこの土地そのものをドラスティックに模様替えできずにおりますが、、やりがいのある作業です。パーツごとにはぼちぼちとは進んでおり。(2012年9月筆者撮影)
やっぱり自然に囲まれた生活=偉大なるホームドクターに支えられている心境です。こちらに皆さんをおまねきしての実技の部開講に向けて、まだまだやらねばならないことが!
ともあれ、あなたはあなたの場所で身近に植物を。。開運ガーデニングで、健やかな毎日をより一層充実させませんか?
なぜ園芸なのか?
このパートでは、園芸療法のプロフェッショナルのことばを紹介させてください。
コロナ社「心を癒す園芸療法」から抜粋
地球上の生物、すなわち、われわれを含むすべてが、植物と関連なしでは生存できないので、人類が長い間に進化して文明が発達した現代でも、植物と共存する環境の中にいるといえるでしょう。これが心を癒す園芸療法の必要性を育むことになった所以であり、その効果を期待しているのです。
昨今は、植物との触れ合いを図るうえで不自然な場が多くなり、野原での遊びや食生活の自給ができない社会になりつつある。また、わたしたちの体は植物に接して調和がとれるよう構成されているのにもかかわらず、植物との触れ合いが生活の中から消えつつある現状を知るならば、園芸療法のような植物との触れ合いを再認識したいのです。
園芸療法の起源
1812年に米国のベンジャミン・ラッシュ医師によって初めて行われてた、病院患者のための園芸活動であることが伝えられています。その後1987年には園芸療法協会が設立、専門家としての園芸療法士が認知されています。
現在では、園芸療法とは、すべての人々の身体と心の健康を回復させるためのものであり、園芸と人間を結びつけ、植物に触れ合い、育てる行為によって障害を持つ人々をも癒す治療法なのです。精神面のみならず、機能障害面にも対応できるので、機能回復訓練への効果も期待されています。
現実の人間生活を豊かにするためにも、身近な保健医学に取り入れられることに期待して、自然発生的に植物の効能を応用した行為、たとえば、お見舞いの花束に心が癒されたり、鳥のさえずりなど五感を通しての体験的に植物を感じたがるわたしたちは無意識のうちに自然との触れ合いを求めていると言えます。予防医学の面からも、園芸療法の重要性を認識できるのです。
わたしたちにとって植物は、生命をつなぐ栄養素のひとつであり、自然環境を維持する重要な存在です。
現代人の生活が複雑化する一方で、心のバランスがくずれやすく、身体にも影響することは知られていているが、このバランスを支える自然環境の大切さを理解するならば、植物は身体の栄養素だけではなく、豊かな良質の暮らしを営めること、心身のリハビリについてもその必要性が論議されています。
21世紀を迎え、人間らしさを求めるためには努力が必要になっています。心をむしばむ葛藤については、不登校、暴力、引きこもりなどにも有用な手段として植物の癒し効果に気づくことでしょう。
以上 コロナ社 心を癒す園芸療法 NPO法人日本園芸療法士協会編
画像から書籍サイトへ
四大のエネルギーを感じ取りましょう
ここからは占術家の出番です。
園芸には、火、地、風、水=四大要素に触れるチャンスが満載です。
「マルセイユ・タロット教室(国書刊行会)」P.326の中では下記の通りお伝えしています。
どんな生き物にも、太陽の光、酸素、水、大地が不可欠です。全身でこれらの力を実際に感じ取りながら取り込むことができる、人によっては自己の内面を整える癒しのセッションにも、また人によっては汗をかき全身をきたえるスポーツさながらの体力づくりにも匹敵する、そんな園芸作業なのです。
ワンちゃんネコちゃん、共に暮らすパートナーにはかけがえのない動物たちという存在もいますが、なんといっても植物は言語を発しませんし、移動することなく地に根付く存在なのです。(水にも根付きますがハイドロカルチャーという分野になります)手足を持たない存在、移住しない、生まれ出た環境の中で生き抜く存在なのです。
人間とは真っ向から生き方が真逆となる生き物、これが植物の最大の魅力なのではないでしょうか。
その生命力、発せられているエネルギーに、魅せられるのではなかろうかと。
魅力に気づいちゃったときにはやばいというか、追い求めずにはいられなくなるものなのです。。! わからない人にはわからないものでしょうか・・・
モノ言わぬメッセージ
「植物」は、この地球上であらゆる生命体をけん引してきたリーダーです。一言もことばを発することなく。
ま、人間にも居ますね、無口でジェスチャーもない、何を考えているかわからない人たちが。
いや、交際している2人だって夫婦だって親友だって「おたがい本当のところは何を考えているの?」・・・・言語を介しても、わからないものはわからない。でも、感じ取ろうといっしょうけんめい日々共に暮らしていますよね。そこに関係性が表れます。
占い館で最も聞かれるのが「人の気持ち」だったりします。そこで占い師が用いるのがホロスコープやタロットカードの図像や色彩です。そこから色々なものを感じ取ろうとする・・・植物との触れ合いは、まさにその感性を磨くものです。
そういえば、タロットの初回のクラスでまず愚者や魔術師などボードに出させていただいて、「この絵を観て、まず何を感じますか?」と聞いたことがあるのですが、「情報がありすぎて、ちょっとわかんないですね」と言われたことがあるのです。
なるほど、「情報で頭がいっぱい」・・・それが「感じられない、読めない、わからない」原因でもあるのですね。
現代人は、占いの学習とともにもうワンクッション、「感じる」練習が必要なのかもしれません。
しかし今やネットで検索し放題ですが、どうでしょう、その収集した知識や情報で満たされていますか? かえって混乱していませんか?
満足するのは心であって、心にヒットする情報をただ探しているだけなのではなかろうかとも。。
園芸情報、ぜひともネット検索して知りえた情報と、ご自身が植物から学ぶことと、ぜひとも比較してみて!
私たちが全身全霊で知りたがることは、宇宙で総出でもってしっかり教えてくれるもの、みたいですヨ。
あなたのシンボルツリーを育てよう
さて開運ガーデニング、好きな植物を好きなようにお育ていただく、それが何よりかと思います。
でも、おススメを聞かれるなら、「宿根系のハーブか常緑樹」から行くのがよいかと。
園芸店に出入りしていると、時々店員と間違えられて色々聞かれるんですが、多く「この植物は花が咲きますか?」というご質問が圧倒的。やっぱり花が咲くところを見たいんですね。「観葉植物」と言われるタイプには花がつかないものが多いですが、つくものもあります。あえてグリーンがお好みという、花が咲かないタイプを選ばれる方も多いものです。
花が咲いても、一年草、二年草では主に春か秋、ワンシーズンで終わり。
ならば冬場も枯れない宿根草か常緑樹、常緑樹には低木と高木がありますが、高木は大きなお庭が必須。
さらには香草=ハーブなどでしたらなおよしでしょう。
赤字は文字リンクなのではございません。
園芸の基本用語なのでさっそくレクチャーの中で。いずれも小さな苗(幼苗)からいきましょう。
基本の育て方
- ワンちゃんネコちゃんのように家族の一員として迎えてあげてください。
- 日々愛しみ世話をしてあげてください。
- 似合うポット=鉢で育ててあげてください。(年に何回か土を変えることが理想で、根の成長に合わせて鉢増し=より大きな鉢に植え替える作業も必要になってきます)
- お家になじんできたらお友達も増やしてあげましょう。(筆者の場合、気がつくと家の中も外も緑や花でいっぱいに!それで2012年に引っ越しをよぎなくされたといういきさつもあるのですが、、笑っておりました^^)
- ご自身を重ね合わせるかのように育てましょう。
- あとは植物ごとの対応。
木というシンボルについて
木は地に根を張り、天に枝を伸ばしている、人間のように「2つの世界に属する存在」です。上―下を結びつける仲介者とされている。多くの古代文明では、特定の木や林苑全体が神々や精霊などの超自然的な存在の住みかとして崇められただけではなく、木はその周囲に宇宙全体が秩序付けられた宇宙軸と見られることが多かった。たとえば北欧神話における宇宙樹ユグドラシルやユカタン半島のマヤにおける聖なるカポック(ヤシュチェ)の木などがそうである。このマヤの聖樹は世界の中心で育ち、天の各層をささえているとイメージされた。また世界の4隅にはそれぞれの方位の色を帯びた同種の木が柱としてそびえ、天が支えていたともいう。。(まだまだこの後2ページ以上に続いています)
続きはこちらで!
木は、上昇し成長するもの、強い生命力のシンボルです。古来、大地と天界をつなぐ聖なる存在であることが、御神木の由来なのかもしれません。葉を落とすことで新芽を育て、生と死、再生のサイクルを表すものでもあります。地中にはびこる根は、私たちの無意識やルーツの象徴でもあります。大木となれば、私たちを守る存在、避難所でもあり、木の実や樹脂は滋養の象徴でもあります。
アレキサンダー・レイからの引用
Alexander Lys, M.L.:象徴主義と夢、心理学関連のエキスパート。数多くのセミナーやコースを認定しており科学的な観点から夢や神話の象徴性に関する研究にも従事。何百もの記事を投入しています。
おススメの常緑樹
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- 月桂樹(げっけいじゅ)
- ローズマリー
- 万両(まんりょう)
- 山茶花(さざんか)
- コニファー(花はつきませんが、花と寄せ植えるのがおススメ)
【サブスクリプション】月額¥4980 JTS割¥3980 タロットレメディ&開運ガーデニングのお申込はこちらから
占いの伝統やロジックに興味をお持ちの方、随時ご案内をさせていただいておりますので、ぜひ、いらしてくださいね。生涯学習となるみなさんの占い学習のほんの7か月に寄りそわせていただき、7惑星と対応するハーブをお届けしてまいります。
- 初回のお届けでは植物を選べます!備考欄にてお好みの植物と花色をご明記ください
- 月桂樹(げっけいじゅ)
- ローズマリー(花色:青、ピンク、白)
- 山茶花(さざんか 花色:ピンク、白)
- 万両(まんりょう)
- コニファー(グリーン系、ブルー系)
【お届け内容】毎月1回×7か月で終了となります
- 今月の植物1~3点(寄せ植えにもできます)
- 今月の植物の解説&開運ガーデニング実践講座
- タロットレメディ実践鑑定つき(何なりとタロットに聴いてみましょう!)
他にも開講中
「占いスクール」は対面でもオンラインでもたくさん開講していますね!
当方の売りは、基本と伝統からブレないスタンダードかつオーソドックスな占いです。色や形の伝統を無視した占いに、占いとしての効能は期待できませんし、カウンセリングやセラピーで補うはずのスタイルがどちらも中途半端でパフォーマンスだけが先走っている・・・自戒の気持ちから、今回植物と人との関りについて含めたこのページも公開に至りました。
どうぞふるって、どちらからでも、私どもの活動にご参加ください。お待ちしております。
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